2022年12月のブログ一覧です

プラスの言葉とマイナスの言葉

 「言葉」の大切さを端的に教えてくれるのは、オリンピックでのアメリカの金メダル数です。夏季1061個、冬季115個、計1176個は断トツの世界ナンバーワン。これこそプラスの言葉の成せる業です。なぜなら、ほぼ全員といえるアメリカ人が「できる」としか口にしないからです。  彼らのイメージトレーニングは、「金メダルを獲った」「世界記録を樹立した」からスタートします。その未来から逆算して、今、足りないものをコツコツやっていくのです。未来⇒現在⇒過去という流れ。このために必要なのは、「できる」というプラスの言葉なのです。  その過程で「できない」というマイナスの言葉を使った瞬間、金メダルへの道が閉ざされ[…続きを読む]
2022/12/27 執筆者:setoguchi

就寝前に1時間の読書をする

 マイクロソフトを創業したビル・ゲイツ。現在は第一線から退き、世界最大の慈善団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」での活動に力を入れています。このゲイツは読書家として知られています。両親が、彼の幼年期に平日のテレビを禁止し、身近に本を置くようにして、本好きになるように導いたそうです。  一度身についた読書の習慣は、今でも衰えることはなく、就寝1時間前の読書は彼のルーティンになっています。たとえ時間が遅くても読書は欠かさず、読書は「眠りに落ちる流れに組み込まれている」と語っています。  就寝前の読書の効果は、リラックスした状態で眠りに就ける点です。サセックス大学のデビッド・ルイス・ホジソン教授は「読[…続きを読む]
2022/12/27 執筆者:setoguchi

立ったまま仕事をする

 アーネスト・ヘミングウェイ。20世紀のアメリカを代表する小説家です。第一次世界大戦で負傷、帰国後に創作活動を開始、『日はまた昇る』で名声を博し、約30年に渡って文壇で活躍しました。1954年には、ノーベル文学賞を受賞しています。  ヘミングウェイは朝5時半前後に起きると、胸の高さまである本棚の上に置かれたタイプライターの前に向かい、その場に立って原稿を書いたといいます。立って原稿を書くと疲れるように思いますが、彼にとってはスタンディングライティングが、アイデアの煮詰まりやマンネリを防ぐ秘訣だったようです。  アイデアが煮詰まったときは散歩をする、掃除をするなど、視点を変えようとする作家がたく[…続きを読む]
2022/12/20 執筆者:setoguchi

魔法の言葉

 今回は「魔法の言葉」を取り上げます。これは、マイナス思考を一瞬のうちにプラス思考へ変えてしまう言葉です。2つ、取り上げます。  1つ目は、「せっかく」です。有森裕子という女子マラソン選手がいました。バルセロナ五輪で銀メダル、アトランタ五輪で銅メダルを獲得した日本を代表するランナーです。バルセロナ五輪に出る前のことでした。五輪切符を手に入れるためには、直前の大会に優勝するしかありませんでした。ところが、その大事な大会の1カ月前にオーバーワークがたたって足を故障してしまったのです。  「このままでは間に合わない。オリンピックに行けない」と有森は焦りました。その時です。当時の小出義雄監督が「魔法の[…続きを読む]
2022/12/20 執筆者:setoguchi

毎日必ず瞑想の時間をつくる

 マイクロソフトの共同設立者であり、「大富豪」の代名詞的存在であるビル・ゲイツ。1975年に世界初のコンピュータソフトウェア会社として同社を創業し、同社の製品Windowsは、全パソコンOSの約90%を占めます。40歳で世界長者番付1位に。現在は、マイクロソフトの会長職を退き、慈善団体ビル&メリンダ・ゲイツ財団の代表として、その運営に力を入れています。  このゲイツが、どんなに忙しいときでも、毎日必ず行っていたのが瞑想です。多くの一流の経営者が実践する習慣でもあります。  アイデアは、「ひねり出そう、ひねり出そう」と机にかじりついているときより、散歩したりシャワーを浴びたりして、ぼーっとしてい[…続きを読む]
2022/12/17 執筆者:setoguchi

正しい叱り方

 間違った叱り方に対し、今回は正しい叱り方(7つ)を取り上げます。間違った叱り方の逆バージョンとなりますが、確認の意味でも重要ですし、より具体的に説明していきます。 ①感情的にならず 感情的なものの言い方に対して、人はどうしても感情的になってしまいます。「売り言葉」に「買い言葉」がいい例ですよね。これでは叱られている方は言うこと聞いてくれません。難しいかもしれませんが、できるだけ冷静に叱るようにしましょう。 ②理由を付けて 相手が何で叱られているかわからなければ、意味がないですし、通じません。ちゃんと理由を付けて叱ってください。 ③手短に ダラダラと叱られるほど嫌なことはありません。しかも、長[…続きを読む]
2022/12/17 執筆者:setoguchi

口元だけ笑ってみる

 『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』などの代表作を持つ名女優、オードリー・ヘプバーン。口角がキュッと上がったチャーミングな笑顔が印象的です。  その笑顔は、彼女が日ごろから行っていた習慣によって生まれていました。彼女はとくに楽しくないときでも、せめて口元だけでも笑っていようと心がけていたのです。  彼女は幼少期、第二次世界大戦によってすべてを失いました。父親はナチズムに傾倒し家族を捨て、彼女は母親とともにオランダへ移住。しかし、オランダもドイツの侵攻を受けるなど、決して安全ではありませんでした。  過酷な少女時代を乗り越えるために彼女が編み出したのが「楽しくないときでも、せめて口元だけ笑[…続きを読む]
2022/12/14 執筆者:setoguchi

間違った叱り方

 「怒る」と「叱る」は違います。この点を理解しなければ、とんでもないことになってしまうのが、今の世の中かもしれません。  「自分の損得のために」が「怒る」であり、「相手の成長のために」が「叱る」という行為です。つまり、「怒る」は自分が困りたくないから、不利益を被りたくないからという理由の自分本位型コミュニケーションであり、「叱る」は改善提案や相手の成長を促すことが目的の相手本位型コミュニケ―ションです。当然、「怒る」より「叱る」が人間関係を良好にさせます。  日本人は褒めることと同じくらい叱ることが下手だといわれています。言わなくてもわかるだろう的な文化、面と向かって叱ることの照れが大きいので[…続きを読む]
2022/12/14 執筆者:setoguchi

鏡の前で”今日が最後の日なら”と問いかける

 アップルの創業者スティーブ・ジョブズは、1977年に発売した『アップルⅡ』で大成功を収めました。ところが、その翌年にIBMがPC市場に参入すると、シェアが奪われる状況に。起死回生には次世代PCの開発が急務でした。  ところが、「新型PCにはシンプルな美しさが必要だ」と主張したため、開発は難航。しかも、当時のジョブズは独善的なふるまいから社内で微妙な立場にありました。  そんな状況下で、ジョブズは鏡に映った自分に問いかけます。  「もし今日が自分の人生最後の日なら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいのだろうか?」  問いかけた結果、ジョブズにとって「美しさ」は絶対にやりたいことでした。設計[…続きを読む]
2022/12/11 執筆者:setoguchi

最も簡単で効果的な褒め方

 褒め言葉の次は、褒め方です。この方法を用いれば、簡単に褒められるばかりか、相手をその気にさせます。それは「三角ボメ」という手法です。  人は、面と向かって褒めるから褒めにくいという側面があります。この「三角ボメ」は、第三者に褒めさせます。たとえば、こうです。「◯◯ちゃんのお母さんは、あなたのことを勉強できる子ねって言ったわよ」とか、「××さんの奥さんが、あなたのことをかっこいいって言ってたわよ」です。  人は、人からどう見られているか、どう思われているかをひじょうに気にする動物です。この心理を逆に利用して、第三者に褒めさせるという手法を採ります。  この場合、第三者が“本物”でなくても構いま[…続きを読む]
2022/12/11 執筆者:setoguchi

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