立ったまま仕事をする
アーネスト・ヘミングウェイ。20世紀のアメリカを代表する小説家です。第一次世界大戦で負傷、帰国後に創作活動を開始、『日はまた昇る』で名声を博し、約30年に渡って文壇で活躍しました。1954年には、ノーベル文学賞を受賞しています。 ヘミングウェイは朝5時半前後に起きると、胸の高さまである本棚の上に置かれたタイプライターの前に向かい、その場に立って原稿を書いたといいます。立って原稿を書くと疲れるように思いますが、彼にとってはスタンディングライティングが、アイデアの煮詰まりやマンネリを防ぐ秘訣だったようです。 アイデアが煮詰まったときは散歩をする、掃除をするなど、視点を変えようとする作家がたく[…続きを読む]
2022/12/20 執筆者:setoguchi