パワハラについて パート2
今回は、パワハラをいかにしないか、どうしたらパワハラにならないか、ということに焦点を当てます。 最近は、部下からパワハラ被害を訴えられることを怖れて、必要な指導まで控えてしまう上司が増えています。上司は、自らパワハラをしないことはもちろん、部下にもさせてはいけません。ただし、必要な指導を適正に行うことまでためらってはならないのです。 そのためには、まず、「恫喝」(どうかつ)と「指導」の違いを明確にすることでしょう。「恫喝」とは、「自分の利益のために罵倒や怒声などにより、相手を畏怖させる行為のこと」です。業務内容とは全く関係ない嫌悪感を伴った人格攻撃を大声で浴びせられれば、それは「恫喝」で[…続きを読む]
2023/01/21 執筆者:setoguchi