まさか自分が人前で話をするなんて思ってもいませんでした。
恥ずかしがり屋で緊張するタイプ。人とコミュニケーションを取るのも苦手でした。
それが今、話したくて、話したくてしょうがなくなっています。ある年齢になったら、それまでに学んだことを「還元したくなる」とよくいわれますが、それに近い感覚かもしれません。
私はもともと新聞記者でした。スポーツ新聞だったため、野球選手を始め、様々なアスリートから話を聞いて、まとめて、書くというのが仕事。言うのは簡単ですが、人から話を聞き出すのは至難の業。しかも“本音”を引き出さなければ記事にならない状況下、否応なしにコミュニケーション能力は高まり、コミュニケーションスキルか身についていきました。
もちろん、書くことに関しては、徹底的に鍛えられたのは言うまでもありません。
1993年に渡米。ニューヨークを拠点に全米を飛び回り、MLB、 NBA、NFL、NHL、サッカーのワールドカップ、2度のオリンピック等を取材するうちに、「怒りを味方にするやり方」や「アスリートにおけるゴール(目標)設定の仕方」を手に入れました。
2007年に帰国後、大学や専門学校で講師をするようになって、初めて「話す」ことに出会ったのです。それからというもの、600を超える企業、団体、組織、学校等で講演する機会に恵まれ、今に至っています。
私の講演は、大きく分けて4つのテーマがあります。「怒りを味方にする9つの習慣」「アスリートにおける正しいゴール(目標)設定の仕方」「ニューノーマルのコミュニケーション術」(人間関係構築力)「人に読んでもらうための文章力アップ講座」です。
そのいずれも35年間のライターとしての経験から生まれた賜物で、事実に基づき、裏打ちされている内容だからこそ、話したくて、話したくて仕方なくなっているのです。
ぜひ一度、聞いてみてください。みなさんとお会いできる日を楽しみにしています。