怒りを鎮めるとても身近な方法

執筆者:setoguchi

 今回は、怒りを鎮めたり、イライラを抑えるためのとても身近で簡単な方法をいくつか取り上げます。自分に合った方法が必ずあると思いますので、ぜひ試してみてください。

 怒りには、脳内にある神経伝達物質の働きがアンバランスになるために起こるものもあります。脳内にある「セロトニン」が不足すると、イライラしやすくなったり、ちょっとしたことでカッとなってしまうことがいい例でしょう。

 脳内物質をコントロールし、脳を安定した状態にキープするのが「セロトニン」で、これにより平常心を保つことができるわけです。

 不足した「セロトニン」を増やす方法が4つあります。

①朝日にあたること。朝日を浴びることは、「セロトニン」はもちろん、エネルギーをチャージできます。朝起きたらカーテンを開け、全身に太陽の光を浴びてください。

②リズミカルな運動をすること。ウォーキング、ジョキング、サイクリング、ダンスなど「ルズム運動」を取り入れると「セロトニン」が活性化します。特におススメなのがウォーキング。20分から30分程度、歩くことに集中することが大切で、普段よりもやや速めの1キロ10分ぐらいを目安にするといいといわれています。

③スキンシップをすること。家族にマッサージしてもらうというのもいいですし、手をつないだり、ハグをしたりする行為は「セロトニン」の分泌を増やします。また、ペットとのスキンシップは有効です。

④音楽を聴くこと。人間は左脳でメロディや歌詞のある音楽を聴き、右脳で自然音や太鼓のリズムといった音を聴くといわれています。脳をリラックスさせ、「セロトニン」の活性を促すのは右脳に効く音楽で、小鳥のさえずりや海の波音、川のせせらぎ、風の音などの自然音(こういったCDは多数販売されている)が有効とされています。

 いろいろと試してみて、自分に合った方法を見つけてみてください。

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