ビジネスの相手を「恋愛対象」と思い込んで話す
盟友・井深大と共同で東京通信工業(現ソニー)を設立し、一代で世界的な大企業に育て上げた盛田昭夫。1998年には、アメリカの雑誌『TIME』の「20世紀の20人」に、日本人として唯一選ばれています。 人心掌握術に長け、さまざまな重鎮に「なぜかもう一度会いたいと思わせる」と言わしめた盛田。影響力の秘密は、彼の「どんな相手も恋愛対象だと思い、口説くように話す」習慣にありました。 細やかな話術や技術はなし。相手を「恋愛対象」と考える。たったそれだけの習慣が、彼に数々の成功をもたらしました。 たとえ仕事上の付き合いで会っている同性の相手でも、「恋愛対象だ」と考えて接している盛田の目は、本物の[…続きを読む]
2023/02/05 執筆者:setoguchi